本文へスキップ

ガイドライン品目別2026.09.29

マスク・手指消毒剤・レンズ洗浄液:韓国の医薬部外品との境界を確認する

製品名が似ていても、使用目的や使用対象によって韓国での管理経路は変わります。マスク、手指消毒剤、コンタクトレンズケア用品を例に、分類照会に必要な資料を整理します。

製品名より先に使用場面を書きます

海外でmedical mask、sanitizer、lens solutionと呼ばれる製品を輸入する場合、まず韓国での管理経路を確認します。英語名を翻訳し、医療機器の品目表で似た単語を探すだけでは境界製品の判断はできません。購入契約や試験依頼の前に、誰が、何に、何の目的で、どのように使用するかを一段落にまとめます。

全体の考え方は医療機器該当性ガイドをご覧ください。本稿では医薬部外品と名称が重なる製品の検討資料を扱います。同一ブランドでも使用目的が異なれば、分類の結論をそのまま転用しません。

三つの製品群で確認する境界

MFDSは手術用・保健用・飛沫遮断用マスク、手指消毒剤など人体に直接使用する外用消毒剤、コンタクトレンズの洗浄・消毒等のケア用品を医薬部外品として案内しています。しかし、これをすべてのマスク形状の製品や洗浄液に広げて判断することはできません。

販売上の呼称 確認する実際の用途 入手する資料
マスク 感染・粒子の遮断か、呼吸治療装置への接続か 装着写真、接続構造、使用目的
手指消毒剤 手指の消毒か、洗浄か、物体表面の処理か 全成分、効能・効果、使用方法
レンズ洗浄液 コンタクトレンズか、別のレンズや器具の洗浄か 対象物、使用手順、制限事項

この表は分類結果ではなく確認質問です。正式名称、成分、作用原理、表示全体を確認してから適用範囲を判断します。

手に使う製品と器具に使う製品を分けます

アルコールを含むという共通点だけで、手指の消毒を目的とする製品と汚れを落とす洗浄製品を同じ扱いにはできません。実際の使用目的を維持したまま、広告から消毒の文言だけを削除しても十分な根拠にはなりません。機能と顧客に伝える効能・効果の整合が必要です。

供給者には成分名だけでなく、含量、剤形、適用部位、接触時間、洗い流すかどうか、対象の制限を求めます。人体に使うのか、医療機器を処理するのかによって追加検討する法体系が変わる可能性があります。人体用の判断を器具用へそのまま移しません。

コンタクトレンズのセットは構成品ごとに確認します

レンズ本体、保管ケース、洗浄・消毒製剤、洗浄装置をセット販売する場合も、それぞれの機能と表示を分けて確認します。製剤の判断を電動装置や別の付属品の判断として使うと、必要な検討を見落とします。構成品ごとの製造者、型式、供給経路も入手します。

製剤については洗浄、すすぎ、消毒、保存のどの機能を標榜するか整理し、用法と裏付け資料を対応させます。製剤の組合せや対象レンズの拡大を予定する場合は、既存の許可資料がその変更まで説明するか確認します。海外の効能表示をそのまま韓国の商品ページに移さないことが出発点です。

分類照会には判断を変える資料を含めます

販売資料一枚より、検討できる資料一式が有用です。次は照会を明確にする実務上の構成例です。

  1. 製品と全構成品の写真、型式、製造者を整理します。
  2. 使用目的、対象、使用方法、作用原理を分けて記載します。
  3. 成分・含量または材質・構造資料、海外説明書の原文を添付します。
  4. 韓国のラベルと広告で使用予定の表現を明示します。
  5. 分類候補の相違点と、判断を求める質問を記載します。

回答日と検討対象の版を保存します。成分、用途、セット構成が変わる場合、回答の前提が維持されるか再確認します。類似製品の検索結果や供給者からの認証画像だけでは、この検討を代替できません。

分類を契約と表示につなげます

医薬部外品と評価される製品は、その業態と品目の許可・届出経路を確認します。医療機器であれば対応する業許可と品目手続きを確認します。試験報告書、表示翻訳、流通計画も結論に合わせます。供給契約には提供資料、変更通知、未確定事項を残すと管理しやすくなります。

広告は最後に付け足す作業ではありません。予定する効能と検討時の使用目的が一致するか、商品ページの広告表現ガイドと併せて確認してください。製品説明、全成分または構造資料、韓国向け表現案を用意して分類検討の相談をご利用いただければ、先に確認する境界を整理できます。


出典確認日:2026-09-28。表と準備手順は実務上の提案です。製品ごとの法的な提出範囲と適用規格は別途確認してください。

よくあるご質問

Q. マスクはすべて韓国の医薬部外品ですか。
MFDSは手術用・保健用・飛沫遮断用マスクを医薬部外品の範囲として案内しています。ただし防寒用製品や呼吸治療装置の接続部品まで、名称だけで同じ分類にはできません。
Q. 海外で医療機器なら韓国でも同じですか。
海外分類は参考資料です。韓国では実際の使用目的、作動原理、医薬部外品の指定範囲と品目定義を照合します。
Q. 洗浄液の名前を変えれば一般製品として販売できますか。
名称だけでは判断できません。成分、機能、処理対象、説明書と広告が伝える実際の用途も確認します。

製品情報をお送りください。
検討はこちらで行います。

クラス、必要な申請経路、資料の準備状況を無料で事前レビューし、1営業日以内にご返信します。会員登録は不要です。